葬儀が終わった後には、給付金の受け取りや役所に提出しなければいけない書類の提出等、様々な手続きが必要になります。まず行わなければならない手続きに死亡届の提出や火葬埋葬許可証の申請があります。これらは葬儀社が代行してくれる事が多いですが、もしもの時のためにそうしたものがある事を覚えておきましょう。
他の手続きとして、給付金を貰うためのものがあります。故人と生計を共にしていた親族が受け取れる遺族年金や、故人が国民年金の第1号被保険者で36ヶ月以上保険料を納め尚且つ老齢基礎年金・障害基礎年金等を受け取っていない場合に貰える死亡一時金等を受け取るための手続きも行わなければいけません。
これをしないとそうした給付は受けられないため、忘れないようにしましょう。さらに、故人が契約していたものの解約も行わなければいけません。故人が使用していたクレジットカードや携帯電話、色々なお店や施設の会員証等といった類のものを解約しておかないと会員料等を取られ続けてしまう恐れがあります。
さらに預貯金も名義を変更して遺族名義のものにするか、解約して現金化するという選択肢があります。この手続きを行わなければ故人の口座は凍結されたままになるため、早急に手続する必要があります。