一般的なお布施は地域によって違う
2018年12月02日
葬儀が終わってからお布施を渡したらいいのか、会食まで付き合ってもらって渡したらいいのか、判断に迷う人は少なくありません。一般的に葬儀一式が終了してから渡す物と考えられていますが、必ずしもそういったことではないといえます。
葬儀終了後あわただしい場合や、お坊さん側に予定が詰まっている場合には、早めに渡すことも少なくありません。その場合には、葬式の前に挨拶する時に渡したほうがいいでしょう。渡す時には素手で渡してはいけません。
渡す時にはお盆の上に乗せるか、袱紗の上に載せて渡してください。金額は地域によって異なりますが、20万円前後が相場の地域と、15万円前後が相場の地域とに分かれています。そのため、地域の人に相談して相場の金額を確認して渡しましょう。昨今ではそのとき限りのお付き合いをしてくれるお寺も都市圏を中心に増えており、この場合には相場よりもかなり安くなります。ただし、葬儀だけのお付き合いとなってしまうため、初七日から四十九日までは他の菩提寺にお願いする必要がある事を理解しましょう。費用を安く抑えることだけではなく、亡くなった方をどれくらい弔えるかで選ぶと、費用と将来に付いて判断しやすいです。