喪主になることがわかっているのなら
2017年02月10日
人生を終える順番がいつかということは、この世に生きる人間の誰にもわかりませんが、年齢を重ね、順番通りにお迎えがくるならば、喪主となって葬儀を執り行わなければならないだろうという立場にある人は、自分でそのことがわかっているでしょう。それなら、前もって葬儀を出すにあたってはどのくらいのお金が必要になるのか、予算を考えておくのがいいと思われます。
昨今は家族葬が主流ですが、家族葬だからと言って一般葬よりも安くなるという保証はありません。規模は小さくはなりますが、親族の手前もあって祭壇やお供えなどに意外とたくさんお金を遣ってしまったということが珍しくないからです。そのため、あらかじめ予算をたてて、その中でおさまるように配分をしなければなりません。さまざまな費用が必要になる葬儀ですので、喪主を務めるのであれば費用の管理をするくらいのことはやってのけないと、そのほかに起こってくるさまざまな出来事にも対処できないでしょう。
お金の計算に自信がないのであれば、余裕をもって考えられるよう、配偶者や子供など、予算の管理の相談ができる人を見つけ、一緒になって考えてもらうのがおすすめです。そうすれば、喪主とはいえ、いざというとき一人で抱え込まずに済みます。